「テンポが安定しない」
「リズム感に自信がない…」
そんな悩みを抱えているギター初心者の方に、ぜひ活用してほしいのがメトロノームです。
この記事では、ギター講師歴10年以上の筆者が、初心者に本当に使いやすいメトロノームを種類別に徹底解説します。
おすすめのアプリやモデルもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
メトロノームとは
メトロノームとは、「一定の間隔で音(クリック)を鳴らしてくれる練習用の道具」です。
音楽では演奏する速さをテンポ(BPM)と呼び、リズム練習やアンサンブルでは非常に重要な要素となります。ギターの練習に取り入れることで、テンポキープやリズム感の強化に役立ちます。
特に初心者のうちは、コードチェンジやストロークに気を取られ、「リズムのズレ」に気づきにくいこともあります。
そんなとき、メトロノームが“もう一人の先生”として正しいテンポを教えてくれるのです。
メトロノームの種類
スマホアプリ

今やスマホひとつで無料で使える時代。
多機能かつ操作も直感的で、初心者に最もオススメです。
無料で高性能なアプリも多く、まずはここから始めるのが◎。
電子式

小型で持ち運びに便利な本体タイプ。
スピーカーやヘッドホン端子が付いており、音も聞き取りやすいのが特徴です。
「練習専用のしっかりした機材が欲しい」という方におすすめ。
振り子式

昔ながらの「カチッ、カチッ」と動くメトロノーム。
視覚的にテンポが分かるのが魅力ですが、細かい設定や音量調整ができないため初心者にはやや不向きです。
どのメトロノームがおすすめ?
✅ 一番は「スマホアプリ」!

- いつでもどこでも使える
- テンポ変更や音色変更も簡単
- 無料または低価格でスタート可能
初心者にとって導入のハードルが低いのが最大のメリットです。
✅ 次点で「電子式」

- 小型で持ち運びにも便利
- ヘッドホンやスピーカー出力が可能
- アンサンブルやセッション練習でも活躍
おすすめのメトロノームアプリ
以下は、私自身もレッスンで愛用している初心者向けのメトロノームアプリです。
iOS / Android 両対応で安心です!
🎵 Tempo Lite メトロノーム(テンポ ライト)

- スワイプによるテンポ変更が便利
- シンプルながら聞き取りやすい音色
- iOS / Android対応
🎵 METRONOME – Tempo & Beat

- 4分、8分、16分音符ごとに音量調整が可能
- 振動メトロノーム機能つき
- iOS / Android対応
おすすめの電子式メトロノーム
🎵 YAMAHA ( ヤマハ ) / TDM-710GL
- 5種類のリズム・バリエーション搭載
- 2024年3月に販売開始された、比較的新しいモデル
🎵KORG ( コルグ ) / MA-2-BLBK デジタルメトロノーム
- 新設計ブザーでクリック音がより聞き取りやすく
- タイマー機能付きで集中練習に最適
- アルカリ電池で最大約400時間の連続使用が可能
メトロノームの使い方
初心者の方は、「4分音符=1クリック」を意識して練習しましょう。
🔰 基本的な使い方
- テンポ(BPM)を設定(60〜80程度、または原曲の半分のBPMが目安)
- クリックに合わせてフレーズ練習をを繰り返す
- 慣れてきたらテンポを少しずつ上げていく
さらに上達を目指すなら、以下もおすすめです。
- バックビート(2拍4拍)で鳴らす練習
- 裏拍で鳴らす練習
- 弾き語りに取り入れてテンポ感を養う
🎯 上達を目指す応用練習
メトロノームを使い慣れるためにも、こちらの基礎練習がオススメ!
動画付きなのでご一読ください!
まとめ
メトロノームは、ギター初心者が「正確なリズム感」を身につけるための頼れるパートナーです。
まずはスマホアプリからスタートして、必要に応じて電子式メトロノームへの移行も検討してみてください。
日々の練習にメトロノームを取り入れて、安定感のあるギタープレイを目指しましょう!
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