【アコギ初心者】ギターの構え方~はじめの一歩~

アコギ入門講座
  • ギターをはじめたばかりで正しい構え方がわからない
  • ギターの持ち方がぐらぐらして不安定な気がする
  • コードを押さえてみたけれど指がとどかない

これから始める方、初心者の方が正しい構え方、弾きやすい持ち方をわからずに練習して上達していくのは難しいです。実際に最初のポイントを理解せずに挫折してしまう方がとても多いです。

私はギター講師を12年間続けており、2020年に独立して東京都練馬区にてギター教室を運営しています。これまでに500名以上の生徒さんたちのレッスンを行ってきました。

しかし私自身も始めたばかりの頃はたくさんの失敗を繰り返し、たくさんの遠回りをしてきました。

みやした
みやした

みなさんには挫折せず楽しみながら上達してほしい…

そこでこの記事では、ギター初心者の方が最初におぼえるべき一番大切な「ギターの構え方の基本」を解説します。

この記事を読めば「ゼロからギターを始める初心者が、上達しやすい安定したフォームのコツ」のすべてがわかります!

ではさっそく学んでいきましょう!

練習するときの姿勢

まず前提として、必ずイスに座って練習しましょう。

できれば座面があまり高くないイスで。

また、床やソファーで弾くのは構えが安定しないのでやめましょう!

イスに座るときは、少しだけ浅く腰掛けましょう。

座面の前半分に座るイメージで。

ギターの持ち方

イスに座ったら右足の付け根とギターのくぼみを合わせましょう。

足に乗せたら右ひじをボディにのせ、右手をサウンドホールの前に。

 

次にギターと体の角度を見ましょう。

体の向きに対し、ギターは30度ほど斜めに構え、ヘッド(左側)が前に出るように構えます。

ネックは水平か、できれば少しだけ上向きに!下向きはNGです!

この状態で左を離してみましょう。

楽器が動かず安定していればOKです!

最も重要なことは左手で支えなくてもギターも構えが安定していること!

もしこの状態で不安定であればひじの位置を左右にずらしてみて調整しましょう。

またフットスタンド(足台)を使うとさらに安定します。

 

おすすめは フットスツールFT-2A/オオハシ産業(教室でも使用しています)

特に初心者のうちは体に対して楽器の位置が高いほど安定します。

うまく弾けないと悩んでいる方は必ず使いましょう。

レッスンでも半数以上の生徒さんが利用しています!

ピックの持ち方

ピックの種類

まず持つ前にピックの種類を確認しましょう。

ピックは大きく分けて以下の4種類の形があります。

  • トライアングル型(おにぎり型)
  • ティアドロップ型(涙型)
  • ジャズ型
  • サムピック

初心者の方はまずトライアングル型を使いましょう。

もしなければティアドロップ型が次におすすめです。

また厚さも種類があります。

  • Thin(Soft) = 0.5mm前後
  • Medium = 0.8mm前後
  • Hard / Heavy = 1.0mm前後
  • Extra Heavy = 1.1mm以上

最初は迷わずMedium一択です。

慣れてきたら、さまざまな型と厚さを試していくとよいですが

私は現在、トライアングル型のMediumしか使用していません!

ピックの材質もさまざまな物がありますが、また後日解説します。

オススメのピックはこちら

ピックの持ち方

まずは右手の親指と人差し指でピックの中心をつまんでみましょう。

この時にピックに対して、親指が横向きになるように持ちます。

   

そして親指の関節は軽く伸ばしておきましょう。

またピックを持っていない指は軽く開いておいてください。

軽くOKサインする感じで!

にぎったり、ピンと伸びてしまうのはNGです。

 

ここまで準備出来たら試しにストロークしてみましょう!

6弦から1弦までじゃらーんと鳴らしてみよう!

弾いた後はピックガード(サウンドホール下のプラスティック板)に当てて止めると良いです。

 

弾いた後にピックの向きは、ずれていませんでしたか?

ずれるようであればピックを強く握るようにしましょう!

まとめ

今回の記事のおさらいをすると…

 まとめ

  1. イスに座って練習、浅めに腰掛ける。
  2. ギターを右足付け根にのせ、右ひじをボディにのせる。
  3. ギターは体に対して、斜めに構える。ネックは下げない。
  4. まだ不安定な方は、フットスタンドを使う。
  5. ピックはトライアングル型のMediumを使う。
  6. ピックを持ったら親指は横向きに!

以上の内容です。そして最大のポイントは

左手でネックを支えなくても構えが安定していること!

次回以降、チューニングの仕方や実際に左手で弦を押さえる練習、右手のストローク練習などについてお話していきます。

【アコギ初心者】ギターのチューニングのやり方

【アコギ初心者】左手の押さえ方~ドレミを弾いてみよう①~

もしわからないことなどあれば、お気軽にコメントください!

いただいた質問にはすべて回答していきますのでよろしくお願いいたします!

最後までご覧いただきありがとうございました!

ギター講師 宮下康平

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