カポタストとは?アコギの必須アイテム!
カポタスト(略してカポ)は演奏するキー(歌の高さ)を変更することができるアイテムです。
特に弾き語りを演奏する人には必須のアイテムです!
任意のフレットにとりつけて、その分音程を高くできます。
たとえばカポを2フレットに取りつけてCコードを弾くと、Dコードの音程に変わるのです!
弾き語りのギターはキーによってはとても弾きにくいコードの組み合わせになってしまいます。
その場合は、カポをつけて簡単なコードに変換して弾くことが多いです。
ex.B♭キーの場合、3カポでGキーに変更するなど…
楽譜によっては、はじめにカポタストの指定がある場合があります。
Uフレットなどネットで無料で見られるサイトにも、簡単弾きとしてカポタストの指定があります!
カポタストの種類 オススメはスクリュータイプ!
クリップタイプ
現在、一番ポピュラーなカポタストはこのクリップタイプの物です!
最近は初心者セットにもこのタイプの物が入っていることが多いです。
特徴は以下の通り!
メリット
- 素早く取りつけられる
- 未使用時にヘッドに取りつけておける
- 比較的安価
デメリット
- 握力が弱い方は扱いづらい
- はさむ力を調整できない
- チューニングが高くなりやすい
スクリュータイプ
実際に私が演奏で使用するものはこのスクリュータイプです。ギターを始めてからずっとこのタイプを愛用しています!
特徴は以下の通り!
メリット
- ネジではさみ具合を調整できる
- チューニングが安定しやすい
- 力いらずで楽に取り付けられる
デメリット
- ヘッドに取りつけておけない
- 演奏中のつけ外しは難しい
- 金属製の物が多く、やや重い
ゴムバンドタイプ
昔はこのタイプが主流でしたが今からギターを始める方はこのタイプを選ぶ必要はないです。
(ゴム式で簡単にずらせるので演奏中にキーを変更するなどの使い方ができます!)
カポタストのつけ方
まずはフレットに対してまっすぐはさみましょう!
この時にフレットの左側に少しすき間をあけて取りつけます。
フレットにすぐ近くだとコードを押さえた時、左手がカポタストにぶつかってしまいます。
この状態で開放弦をならしてみましょう。音がびれてなければOKです!
次にカポを取り付けた状態でチューニングをしましょう!
カポを取り付けると音程が少しだけ高くなることが多いです。
おすすめカポタスト!使いやすい物を厳選!
アコギ&エレキ用
SHUBB ( シャブ ) / C1
アコギのカポタストの定番!私は演奏でカポタストを使用するときは必ずSHUBBのカポを使用しています。このモデルはニッケル製ですが、アンティーク風なブラス製のモデル、とても軽量なアルミニウム製のモデルもあります。
ネジでネックの厚さに合わせて調整が可能なので、チューニングのズレも少なく一番オススメです!
KYSER ( カイザー ) / KG6 BLACK
SHUBBのカポに並んでKYSERも定番のひとつです!
色はカラフルな物も多く、好きな色を選べるので良いですね!
クリップタイプでサッと素早く装着ができるので練習時によく使用しています。
スクリュータイプに比べてややチューニングがズレやすいですが手軽につけ外ししたい方にオススメです!
クラシックギター用
クラシックギター用もそれぞれ以下の同じメーカーの物がオススメです!
アコギ&エレキ用とクラシックギター用で仕様が違うので自分のギターに合ったものを選びましょう!
SHUBB ( シャブ ) / L2
KYSER ( カイザー ) / KGCB
まとめ
- カポタストはキーを変える道具
- クリップタイプかスクリュータイプで選ぼう
- フレットの近くにまっすぐ付ける
- 付けた後にチューニング
- オススメはSHUBBかKYSERのカポ
今回の内容は以上です!
もしわからないことがあれば、お気軽にコメントください!
いただいた質問にはすべて回答していきますのでよろしくお願いいたします!
最後までご覧いただきありがとうございました!
ギター講師 宮下康平
コメント