- コードを練習してみたけどきれいに音が出ない
- どうやっても指がとどかない…
- そもそも何から練習すればいいかわからない…
初心者が何もわからず適当に、コード弾き(まとめて複数の弦を弾く)から練習しても上達していくのはとても難しいです。
実際にどのコードから練習すればいいかわからずに挫折してしまうケースが非常に多いです。
私は大手ギター教室で9年間常勤講師としてギター講師の経験があり、2020年に独立して東京都練馬区にてギター教室を運営しています。これまでに500名以上の生徒さんのレッスンを行ってきました。
しかし私自身も始めたばかりの頃はたくさんの失敗を繰り返し、たくさんの遠回りをしてきました。
みなさんの悩みを解決したい…!
そこでこの記事では初心者でも迷わずに、練習すれば確実に上達していく「ギターの弾き方の基本」の考え方から練習方法まで解説します。
この記事を読めば「ゼロからギターを始める初心者がコードを弾けるようになる練習の手順、コツ」の
すべてがわかります!
今回はドレミの音階を弾いて基本の押さえ方をマスターしましょう!
まだギターの持ち方をチェックしてない方はこちらへ
ではさっそく押さえ方を学んでいきましょう!
右手の弾き方
ドレミを弾く前に少し右手の練習をしておきましょう。
今回はコードではなく1本ずつ弦をはじく練習をします。
その時は写真のように右手の小指、薬指をボディに軽くそえておきます。
この状態でまず1弦を軽く弾いてみましょう。
何度か練習したら同じように2弦も弾いてみましょう。
2弦を弾くときは1弦に当たらないように注意しましょう!
ドレミの音階を弾いてみよう
ドレミの場所を確認しましょう!
今回は2弦のドから1弦のソまでを順番に練習します。
ド
まず最初にドを押さえてみましょう!
押さえる場所は2弦の1フレット
押さえるときにまず人差し指の指先でフレットのすぐ左側を押さえましょう!
この時に左手の親指は図のようにネックの裏につけておきましょう!
押さえたらピックで2弦を軽く弾いてみましょう!
指先でなく腹で押さえてしまったり、フレットの上またはフレットから遠い場所を押さえてしまうとキチンと発音できないのでよく見ながら押さえてください!
レ
ドが出来たら次はレを押さえましょう!
左手は薬指で2弦3フレットを押さえます。
この時にドを押さえた人差し指は離しておきましょう!
レまで確認できたら、ドとレをゆっくり反復練習しましょう!
(指は人差し指と薬指を使って)
ミ
そして次にミを弾きましょう。
ミは1弦の開放弦(何も押さえない)です。この時に左手の親指以外は離しておきましょう。
ファ
次にファを押さえてみましょう。
場所は1弦1フレットを人差し指でおさえます。
ソ
そして次にソを押さえます。
場所は1弦3フレットを薬指で。
ここまででドレミファソまでを弾くことができました。
まずはゆっくりで良いのでフレットのすぐ左側を指先で押さえて、きれいに発音できるように練習しましょう!
さらに細かいお話をすると、押さえるときの指は写真のように指の第1関節と第2関節をよく曲げた状態で押さえると指の力が弦にしっかり伝わり、確実に音を出せるでしょう!
日常では第1関節と第2関節をよく曲げる動きはあまりしないので、意識をして曲げて、指を鍛えていきましょう!
エクササイズを弾いてみよう!
音階練習
ドレミをおぼえたら下の楽譜のエクササイズをやってみてください。
はじめは自分ができる速さで良いのでゆっくり練習してみてください。
必ず、止まらずに一定の速さで弾けるスピードで弾きましょう!いきなり速くやってはダメです。
ドレミの位置をおぼえたら、次にジングルベルのメロディを弾く練習も試してください!
ジングルベルのメロディ
まとめ
今回は左手の押さえ方の初歩を確認しました。
ポイント
- 左手の前に右手の弾き方をチェック
- ドレミファソの場所をチェック
- 左手の押さえは指先で、フレットのすぐ左側を押す、親指の位置も確認
- なれてきたら指の関節の曲げを意識する
- エクササイズをゆっくり止まらずに弾けるように練習
- 余裕があればメロディ弾きの練習をする
以上です。
一番大切なことは左手は指先でフレットのすぐ左側を押さえる。
この時に指の第1、第2関節はよく曲げておくことです。
今回は左手の人差し指、薬指を使った練習をしたので次回は他の指を使ったエクササイズ、さらにコードの押さえ方を練習していきましょう!
もしわからないことなどあれば、お気軽にコメントください!
いただいた質問にはすべて回答していきますのでよろしくお願いいたします!
最後までご覧いただきありがとうございました。
ギター講師 宮下康平
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