- どんなリズムで演奏すればいいかわからない
- 簡単なリズムはわかるけど16ビートが難しい
- かっこいいリズムパターンを知りたい
リズムのことをよく理解せずにカッコよくストロークを演奏するのはとても難しいです。
私は12年間ギター講師を続けており、2020年に独立して東京都練馬区にてギター教室を運営しています。これまでに500名以上の生徒さんのレッスンを行ってきました。
基本のリズムをおぼえてカッコいいストロークを弾こう!
この記事では「8分音符と16分音符のストロークのやり方から、簡単にできるストロークのパターンまで」を音源付きで解説します。
このパターンをおぼえれば、大抵の曲を自分で簡単にアレンジして演奏できるようになります。
また以前のストロークの基本の記事をチェックしていない方は、こちらからチェックしてみてください!
ではさっそく学んでいきましょう!
音符の種類の確認~8分と16分~
今回は8分音符と16分音符をチェックしていきます。
8分音符とは
8分音符は2つ合わせて1拍の長さになります。(1つあたり1/2の長さ)
ギターを弾く上で、8分音符は最もよく使う音符です。
16音符とは
16分音符は4つ合わせて1拍の長さになります。(1つあたり1/4の長さ)
細かいリズムがベースとなる曲で多く出てきます。
たとえばマリーゴールド(あいみょん)、Lemon(米津玄師)、夜に駆ける(YOASOBI)など…
8分と16分の組み合わせとストロークの向き
8分音符と16分音符を組み合わせるといろいろなリズムを弾くことができます。
まずは6種類の組み合わせをおぼえましょう!
8分音符のみ「タンタン」
今回は、8分音符はすべてダウンストロークで弾きます。
読み方は「タンタン」です。
前回の記事では8分音符はダウンとアップを交互に使いました。
しかし、16分音符を使う曲の場合は、8分音符はダウンだけでストロークします。
16分音符のみ「タタタタ」
16分音符は4つすべてダウンとアップを交互に使います。
読み方は「タタタタ」です。
次のステップでは、上記の2種類を基本にいろいろな組み合わせを見ていきましょう!
8分音符と16分音符の組み合わせ
組み合わせ1「タンタタ」
これは8分+16分の組み合わせ。
読み方は「タンタタ」
組み合わせ2「タタタン」
先ほどの反対のパターンで16分+8分。
読み方は「タタタン」
組み合わせ3「タアンタ」
これは付点8分+16分のパターン
読み方は「タアンタ」
ポイントは「ン」の時にダウンの空振りをして、その後にアップを弾きます。
組み合わせ4「タタンタ」
これは8分+16分+8分のパターン。
読み方は「タタンタ」
こちらも「ン」の時に空振りをしましょう!
パターンのまとめ
リズムに迷ったら、このまとめの表を見て練習してみてください!
実際に使えるストロークパターン
これまでのリズムを使って、実際によく演奏されるパターンを学んでいきましょう!
パターン1
このパターンは前半(1、2拍目)と後半(3,4拍目)が同じリズムになっています。
アップ(V)を弾くところに注意して練習しましょう!
パターン2
このリズムは前半(1、2拍目)が先ほどの「パターン1」と同じです。
後半(3,4拍目)のリズムに気を付けて練習しましょう!
パターン3
こちらは「パターン2」の1拍目を4分音符に変更したものです。
4分音符は8分音符の倍の長さです。「ウン」のところで空振りをいれるとタイミングがとりやすいです!
シンコペーションのストロークパターン
シンコペーションとは、タイが含まれるリズムパターンのことを指します。
タイが付いている後ろ側の音符は、弾かずに空振りをするのがポイントです!
パターン4
こちらは「パターン2」と似ていますが、3拍目にタイがついています。
3拍目「ンタタン」の最初の「ン」で空振りをいれましょう!
パターン5
このリズムのポイントは1拍目と3拍目の空振りです。
1拍目は付点8分+16分「タアンタ」の「ン」で空振りを。
また、後半(3,4拍目)のリズムは「パターン4」と一緒です!
課題曲マリーゴールド(サビのみ)
今回はリズム練習の課題曲としてマリーゴールドにチャレンジしましょう!
今回は「パターン2」を基本にアレンジしました。
Fコードが難しい方は以前の記事を参考に、簡単コードに置き換えて練習しましょう!
元の曲のKeyで弾きたい方はカポタストを2フレットに付けると良いです。
マリーゴールドの細かい解説は後日行いますので少々お待ちください。
まとめ
- 8分音符と16分音符をおぼえる
- リズムに合わせたストロークの向きを理解する
- よく使われるリズムパターンをチェック
- 「マリーゴールド」でリズム練習
8分音符と16分音符のリズム、ストロークの向きを理解できればたくさんの曲にチャレンジできるようになります!
まずはゆっくりの速さでOKなのでじっくりと基本を身につけましょう!
もしわからないことがあれば、お気軽にコメントください!
いただいた質問にはすべて回答していきますのでよろしくお願いいたします!
最後までご覧いただきありがとうございました!
ギター講師 宮下康平
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